ニラのプランター栽培で収穫を楽しむために押さえておくポイント

栄養豊富で美味しいニラ。餃子,レバニラ,ニラ玉,チヂミ,ナムルとニラを使ったレシピは豊富です。
また,疲労回復や血液の流れを良くする効果もあるそうです。


そんな食材として魅力的なニラを栽培する一番良いところは,育て方は簡単で手間がかからないこと。
そして,家庭菜園できる野菜の中では珍しく多年草で,何年も続けて栽培と収穫が長く楽しめること。

ニラは中国原産なことから気候も合い易く,場所や土もあまり選ばないのでプランター栽培に向いています。
ポイントを押さえれば,プランターを使って狭い場所で十分育てられます。


ニンニクのプランター栽培



栽培スタート時のポイント

種まきでも栽培できますが,ニラは苗から始めるのがオススメ。
多年草なので,株分けして元気の良い苗を次々と増やしていくのが楽しい。

育成が良く,植付け後は放置してても大丈夫です。

  • 種まきは3月〜4月。苗の植付けは5月〜6月。
  • ニラは,特に土を選ばない。何でも大丈夫。
  • 栽培期間が長いので,腐葉土をたっぷり入れてあげると良い。
  • 酸性土壌を好まないため,苦土石灰を施す。



栽培中のポイント

放置してても良く育つニラですが,せっかく栽培するなら美味しくなるように世話してあげましょう。


ニンニクのプランター栽培


  • 収穫の時は根元を3cm程度残してハサミでカットする。
  • 残した根元から新葉が伸びでくるので,何度も収穫できる。
  • 収穫したら,根元に固形肥料を追肥する。
  • 葉が固いと感じたら肥料不足のサイン。成長が遅くなり葉が固くなっているため,葉を刈り込み,多めに追肥する。
  • 真夏は半日陰にプランターを移動させる。
  • 病気には割と強いが,葉が錆色になるサビ病や,白くなる白斑葉枯病など発生することがある。気が付いたらすぐに葉を全部刈り取れば,大半は復活する。
  • 害虫被害はほとんどなく,最大の敵はアブラムシ。見つけたらコマメに駆除して繁殖を防ぐしかない。

アブラムシの駆除はこちらにまとめました。
アブラムシの撃退方法 無農薬のプランター栽培でできるやり方



太い葉に育てるポイント

何回か収穫を繰り返していると,葉が細いと気になることがあります。
プランター栽培の限界なんて思ってしまいがちですが,日頃のお手入れで十分復活できます。
葉が細い場合の栽培ポイントです。

  • 収穫ごとに化成肥料の追肥を行う。ニラは割と肥料を多めに必要とする。
  • 7月から8月頃にトウ立ちするが,栄養を取られるため花が咲く前にカットする。つぼみは 花ニラ として美味しく食べられる。
  • 2年以上経つと,分けつ して茎数が増えるため葉が細くなる。株分け して植え直すと復活する。
  • 冬の休眠期間は葉をカットし,お礼肥え として堆肥をたっぷり与えておくと,来春の育成が良くなる。



花ニラ収穫のポイント

8~9月頃になると,とう立ちしてつぼみのついた花茎が伸びてくることがあります。
そのまま放置すると白い小さな花が咲いて綺麗ですが,栄養が花に取られることで株が弱り,葉は固くなることに。

なので,花が咲く前に摘み取ります。摘み取ったつぼみも花ニラとして美味しく食べられるので,花ニラ収穫と考えてお花鑑賞は諦めます。

  • 花茎は,根元から3cmぐらいのところでカット。
  • 花ニラは炒めたり,おひたしにして美味しく食べられる。
  • 気付かずに花を咲かせてしまったら,そのまま放置して10月頃に種を採取というのも手。
  • 花を咲かせたら葉が固くなるので,葉を全部刈り取って,新芽が伸びるのを待つ。



株分けのポイント

多年草のニラは,ずっと育てることができますが,成長し続けると株が密生状態となって元気がなくなってきます。
ニラは盛んに分けつするので,定期的に株分けして植え替えることで再生します。

株分けついでに複数のプランターに植えておけば,仮に病気が発生しても全滅を防止できます。

  • 栽培してから3年目ぐらいで葉が細くなってきたら 株分け する。
  • 株分けはいつ実施しても大丈夫。適期は3月から4月頃。
  • 掘り起こした株を1本づつに分けるときは,手で根を揉みほぐすようにすると茎を痛めない。
  • 植えるときは1株づつよりも,2~3本をまとめてた方が育成が良い。
  • 植替え後も元の土を再利用する場合は,ふるいに掛けて残っている根や害虫などを取り除く。
  • 植え替えのタイミングで元肥も再補給し,苦土石灰で土を中和しておく。
  • 根がつくまでは,水切れを起こさないようにコマメに水をあげる。


ニラの花



株分けの手順

  1. 株を掘り起こしたら土を払って根をほぐし,株を1本づつに分ける。。
  2. 元気の良い株を選び,3本づつにまとめる。
  3. 葉をハサミでカットし,茎の長さを3cm程度に切り揃える。
  4. 根が長く広がっている場合は,細い根先もハサミでカットする。
  5. 堆肥をたっぷり加えた土に植え直す。


ニラの株分け

ニラの株分け



冬の休眠準備のポイント

春からずっと収穫してきたニラも,冬の寒い期間は葉が枯れて成長が悪くなります。

それでも大丈夫。株は休眠して越冬し,春になれば再び新葉を出して復活します。

  • 葉が枯れてきたら,根元を3cmぐらい残してカット。葉は全て取り除く。
  • カットした部分が埋もれない程度に土寄せする。
  • 春に芽が出てくるまでは,そのまま放置。あまり水もあげない。
  • 株分けはいつでもできるが,冬の休眠中にしておくのもアリ。



ニラチヂミを作るポイント

簡単にニラを料理するなら,チヂミが一番。
カリカリモチモチの食感とゴマ油の風味で,ニラを美味しく頂けます。
大量収穫のときに最適。


ニラのプランター栽培


材料 (1枚分)
  • 小麦粉 大さじ6 (約60g)
  • 片栗粉 大さじ4 (約40g)
  • 鶏ガラスープの素 小さじ1
  • 塩 少々
  • 水 適量
  • 収穫したニラ
  • その他 ニンジンやタマネギなど

作り方
  1. ボウルに粉類を入れて良く混ぜる。
  2. 水を加えながら,ホットケーキ生地ぐらいの柔らかさにする。
  3. ニラは3cmの長さにカットする。
    タマネギは粗みじん切り,ニンジンは細切りにする。
  4. ニラなどの具材をボウルに入れて,よく混ぜる。
  5. フライパンにゴマ油をひいて,中火できつね色になるまで焼く。
  6. お好み焼きと違って,薄く均一に広げるとカリカリで美味しい。
  7. 両面を焼いたら,四角くカットしてお皿に盛り付ける。
  8. 出来上がり。

専用のチヂミ粉も売っていますが,ニラの収穫に合わせてパッと料理するなら,小麦粉と片栗粉の代用で十分です。配合は 3:2 とするのがポイント。


ニラのチヂミ




コメント

このブログの人気の投稿

落花生のプランター栽培で大収穫のためにすること

もみじの木を種から育ててみる。